プロジェクト杉田玄白へのエール


プロジェクト杉田玄白は、今現在は103作品を擁するプロジェクトとなりました。(この文を書いている2001.1.13現在です)

2000年12月31日の大量登録をもって、正式参加作品協賛参加作品あわせて100作品を超えたことは、加担者の1人としては喜ばしいかぎりです。また、現在もいくつか参加を前提にして公開されていたり、作業中だったりする作品もいくつかあります。

このプロジェクトが、外国作品の電子化をもっと進めてくれることを期待しています。

でもなんで、報酬も何もないのに翻訳などということをやっているのか、という疑問におそわれることもあります。私の場合、以下のような理由から翻訳をやっています。

  1. 「超」勉強法の基本原則を利用して英語を勉強するため。

    「超」勉強法の基本原則は、1.面白いことを勉強する、2.全体から理解する、3.八割わかったら先に進む、というものです。翻訳を杉田玄白に登録するという行動は、私にとっては1と2を満たすものです。それに、いやになったらやめたらいいですし、調べがつかなくてもとりあえず公開ということもできますから、3も満たしていると言っていいでしょう。私にとってはやってて楽しいことですし、既訳から全体を理解することもできますから、英語の勉強として参加させていただいています。
  2. 自己紹介をかねて。

    私はこんな作品が好きなんです。ということがわかれば、どんな人なのかがわかる気がしませんか?電脳世界に乗り出すにあたって、私の個性を紹介する一環として、プロジェクト杉田玄白に参加させていただいています。
  3. いい訳で読んでいただきたい

    私の訳がすごいいい訳だとは思っていませんが、今私が訳している八十日間世界一周の、今手に入る訳があまりいい訳だとは思えないんですね。フィリアス・フォッグ氏の人格からいってどうも軽すぎるようにおもえるのです。ほかにもいいたいことはいろいろありますし。もっと重々しく、威厳をもっていて、言葉づかいも貴族的な人のはずなのです。そんなフィリアス・フォッグ氏を体験していただきたい、と思いまして、プロジェクト杉田玄白に参加させていただいています。
  4. あなた、これ読みたくないですか?

    絶対八十日間世界一周読みたいでしょう(ジュニア版=普及版でも)。絶対ロミオとジュリエット読みたいでしょう。アルセーヌ・リュパン読みたくないですか? ヴァン・ダインの探偵小説論を読んだことありますか? とまあ、これを読んでいるあなたにすごいなと思わせるような翻訳を電脳世界に提供したいですね。やっぱり読んでもらってなんぼですから。今は計画だけですが、「ソクラテスの弁明」を訳してみたいですね。

とまあ、いろいろ挙げてきましたが、何にもリアクションがないと結構つらいものですね。読んでいるという確信が持てなくなりますので。

これを読んでいるあなたへ。試訳でも途中でもなんでもいいので、とりあえず杉田玄白に参加しませんか。English Fairy Talesのような昔話ならすごい短くてお得ですよ(しかも著作権的にも問題はないようです)。それか、すでに参加している作品の誤字脱字とか誤訳とかを指摘してもらえるとすごいありがたいのです。(私的には)ヴァン・ダインの探偵小説を書くための二十章とかほかの作品の原文を提供していただきたいです。電子的な形態だとありがたいですが、紙でもいいからほしいです。だれか僧正殺人事件の元本をくれませんか?2000円までならだしますよ。

2001.1.14

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